2017中小企業診断士デジタルパンフ
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8中小企業診断士ガイドプロコンサルタント中小企業診断士本田 秀継さん 真秀経営相談所代表(一社)奈良県中小企業診断士会 理事勤務企業の破産に際し、心機一転を図って学習を開始。独立開業にまで至った本田先生に、中小企業診断士資格を取得したことで身についた幅広い知識と論理的思考が、仕事や他の学習にどのように活かされたのかを語っていただきました。営業マンから独立開業へ!大原での受講を決めた決定打は何だったのか?資格取得で得た論理的思考力と仕事との結びつきを語ります。学習を始めたきっかけは?勤務先企業が破たん直前、営業での移動中にたまたま書店に立ち寄り、資格関連書籍を立ち読みしていたところ、中小企業診断士という資格があることを知りました。そこで、色々な受験専門校の受講相談を受けましたが、その時期が3月であったこともあり、試験までに全ての学習を終え、合格に足る知識を習得することは困難であると判断され、当年度の受講を断られました。しかし大原だけは違っていました。後に私の師匠となる受講相談の担当講師は、「本田さん、これから資格取得を目指すのであれば、試験まで休みなく、さらに一日当たりの学習量は膨大になると思いますが、できますか?」と、それだけを確認されました。私が「仕事を辞めて本気でやります!」と答えると、その他の学習経験や仕事内容等には触れもせず、「それなら私が責任を持ってサポートします!」と言ってくれました。それが学習を始めたきっかけです。受験時代のエピソードは?私の場合、1次試験までの学習期間が短く、3月31日の初講義から約3カ月間でインプットを終え、残り1カ月でアウトプットを集中的に行うという計画でした。途中入学なので、週に2コマの生講義出席に加え、既に終わっている講義を一日2コマのペースで映像講義で補講し、空いた時間は自習室でひたすら復習という日々が続きました。毎日10時間以上学習を続けた甲斐があり、7月の公開模擬試験では全国的に最上位グループの1人という結果を残すことができました!が、その好成績が私を堕落の道へと誘います。残り1カ月という最も大切な時期に、「これなら行けるかも?」と心のどこかで安心したのでしょう。苦手の財務・会計の克服という最重要課題に背を向け、これまでの延長線でだらだらと教科書を読む学習スタイルになっていたのです。結局、その年の1次試験では、全体の7割近い得点で合格ラインを越えながらも、苦手克服という一番辛くて重要な課題から逃げた報いにより、財務・会計の足切りで不合格となりました。取得してよかったこと幅広い知識と論理的思考力が身につきました。論理的思考力が身につくと、企業公表データの企画意図を汲み取ることができるので世間に踊らされることがなくなったように思います。企業が公表するデータは、商品販売に繋げるために恣意的な加工がなされるケースが多いので、それを見抜き、本当に必要な部分だけを仕事等に役立てることができていると思います。この力は、中小企業診断士取得後の新しい学習分野にも応用できます。私の場合、「ISO9001審査員資格」や「解剖・生理学」、「ターンアラウンドマネージャー」等で、無駄のない効率的な学習ができ、比較的簡単に資格を取得することができました。あとは人脈形成ですね。中小企業診断士として活動すると、サラリーマン時代には遭遇できなかったであろう人達との出会いが多いです。これから中小企業診断士を目指す方へ中小企業診断士には独占業務がありません。これは、ただ単に業務が自由に決められるというだけでなく、中小企業を支援するための幅広く深いスキルが求められるということです。試験では、そのための基礎能力(幅広い基礎知識とそれを活用するための論理的思考力)が主な合否判定基準となります。合格したからと言って、すぐに長年の経営実践者である社長に頼られるコンサルタントになれるわけではなく、その後の弛まぬ努力の蓄積こそが大切なのです。資格取得に時間を掛けている暇はありません!速やかに合格してしまいましょう。私の様な失敗をしないためには、試験直前まで計画通りに学習することが大切ですので、学習計画の策定から実践・確認・計画修正まで、大原の講師陣を目一杯活用して下さいね。

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