医療事務の活躍の場&魅力

医療現場の事務を担うやりがいのある仕事!

医療事務とは?

医療事務の仕事は、病院やクリニックで患者様の対応やカルテ管理、診療費の算定、会計業務などを行います。医療事務の資格はそれらに必要な専門スキルを身につけることができます。特に医療費のうち患者負担分を除く診療報酬請求額の算定に必要な「診療報酬明細書(レセプト)」の作成や、各種医療保険等の点数計算を行う専門知識は、医療現場の事務職として活躍するためにはぜひ身につけておきたい知識です。

医療事務の魅力

女性特有のライフスタイルに合わせやすく、長く働ける医療事務。結婚・出産後も続けられるため、仕事と家庭を両立したいあなたにぴったりの職業です。

全国どこでも働ける!

医療事務の資格は全国どこの病院でも通用します。病院やクリニックは全国にあるので、急な転居でも安心して仕事を探すことができます。

勤務スタイルが選べる!

「独身のうちは正社員でバリバリ働きたい!」「結婚したら週3日だけ…」「家の近くで働きたい!」といった、様々な働き方ができるところが大きな魅力です。

医療事務の経験は一生もの!

知識と経験さえあれば、一時的に職場を離れても再就職しやすく、キャリアを活かすことができます。受付で明るく対応することが、患者様の励みになったり、また、医師や看護師が円滑に業務ができるよう補助する仕事なので、人のためになる、やりがいのある仕事です。

経験ゼロからでも始められる!

医療事務の資格は医師や看護師のような国家資格ではありません。ですから、採用されれば誰でも働くことができます。しかし、医療事務員は専門的な知識が求められますので、未経験でもより有利に就職を決める場合、しっかり学習して実践的なスキルを身につけ、知識を証明できる資格を取得した方が有利になります。

こんな職場で活躍できます!

クリニック・医院・診療所

『掛かりつけのお医者さん』というイメージがピッタリのクリニックです。患者様と身近に接する事ができ、受付から会計までクリニック全体の事務を担当します。

一般病院・総合病院

『町にある大きめの病院』で、入院設備があり多くの患者様が来院されます。病院の規模にもよりますが、様々な業務がある中で、ひとつの業務を専門的に担当することもあります。

大学病院

専門的な医療を提供している病院で受診するには、紹介状が必要なケースもあります。規模が大きいため、受付業務、診療報酬請求業務、病棟クラーク業務など業務が分担されていることがほとんどです。

医療事務のお仕事

医療事務といっても、業務内容は多種多様です。医療機関によっては専任者がいたり、複数の業務を兼任している場合もあります。また、小さなクリニックの場合は、全ての業務を担当することもあります。

受付業務

来院された患者様と最初に接し診療の手続きを行う仕事です。予約などの電話応対、保険証や診察券の確認・預かりなどが含まれます。また、窓口を出て、受診科への案内や待合室の管理も行います。

カルテ管理

カルテとは、診療録のことで医師が患者様ごとに作成する診療経過などの記録です。カルテの作成や、カルテが入っている棚から患者様のカルテを探したり、整理する作業を行います。

外来・病棟クラーク

患者様を各診療科に案内したり、入退院時の手続き等を行う仕事です。また、院内各部署への連絡、入院患者様宛の外部からの連絡のやりとり、面会の応対などが含まれます。

オペレータ業務

患者様の診療データ等をコンピュータに入力する仕事です。患者様の個人情報や病状、診療内容、薬剤の処方などを入力するので、守秘義務に加え、入力作業の正確さとスピートが求められます。

会計業務

患者様の会計金額を計算し、患者様から診療費を徴収する仕事です。医療費の計算は『点数』を金額に直して計算する、特殊な計算方法が用いられます。

診療報酬請求業務

医療機関が保険者(健康保険組合などの公的医療保険の運営者)に請求する医療費の明細書をレセプト(診療報酬明細書)と呼びます。このレセプトを作成する業務を行います。

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