IFRSは、すべての処理が規則的に定まっているのではなく、会社ごとの判断に委ねられている項目も数多く存在しているのが特徴です。もちろん、IFRS採用にあたり、日本での基本指針は表明されますが、会社ごとに経営判断をして処理していかなくてはならない状況は回避できません。
ここで心に留めなければならないことは、IFRSが英語で記載されているということです。IFRS強制適用が採択された場合、日本の企業が準拠しなければならない会計基準の原典は、慣れ親しんできた日本語で書かれたものではなく、英語で書かれているという点です。しかし、IFRSは特定の国の会計基準ではないため、IFRSの公認会計士試験は存在しません。そのため、IFRSとほぼ同等のUSGAAP(米国会計基準)に基づいた米国公認会計士資格が、実質的な会計のグローバル資格として、世界に認められています。 |