イタリア大使館 科学技術担当参事官アルベルト・メンゴーニ氏ご挨拶
大原簿記学校安部理事長、そして関係者、参加者の皆様、本日この「全国大学対抗簿記大会 ルカ・パチョーリ賞祝典」に出席し、祝辞を述べさせていただくことは、私にとりまして大きな喜びであるということをまず申し上げたいと思います。
すでに、日本とイタリアの文化交流、そして科学技術における交流の歴史は古く、過去、また現在においても、数学関係分野を始めとして多くの素晴らしい業績が収められています。
17年前に行われた、数学者パチョーリの著書「スンマ」に対する祝賀式典やセミナーが、「ルカ・パチョーリ賞」を創設する契機となったことは大変意義深いことであります。ルカ・パチョーリを知ることは温故知新=Aすなわち過去の知識とその価値を有効に活用することにより、現在の指針を得ることであると言えましょう。そしてそれにより日伊両国民がより一層の相互理解を深めることができるのです。
「ルカ・パチョーリ賞」が創設されてから過去30回の「全国大学対抗簿記大会」が行われ、毎回日本全国の100以上の大学から3,000名以上の参加者が集まるまでになりました。このことは大変喜ばしい満足できる成果であると言えましょう。なぜなら、この結果は日本の若人がイタリアに対して高い関心を示していることを意味するだけでなく、かつ両国民のさらなる相互理解と協力を促すための礎となるからです。
最後に、本日の催しを実行するためにご協力下さいました皆様方に、とりわけ「ルカ・パチョーリ賞」創設に多大な尽力をされた大原学園青木学園長に対しまして、私より心からの感謝を申し上げると同時に、このルカ・パチョーリ賞が、日本とイタリアの科学分野の交流に貢献する、意義ある重要な催しとして末永く継続されることを願いつつ、私よりの挨拶とさせて頂きます。
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