2019日本語教師デジタルパンフ
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Voiceどんどん吸収する学生の姿にやりがいを感じる毎日コース修了の見通しがついた頃から、不安な気持ち半分、早く教壇に立ちたい気持ち半分の自分の背中を押すため「まず、就職してしまおう」とミャンマーの求人に応募。来緬5年目になります。この数年で物価も給料も倍近くになったミャンマーの変化のスピードを毎日体感しています。日本企業の進出、ミャンマー出身の歌手・森崎ウィンさんや日本アニメ人気等もあり日本語学習者は目に見えて増えています。でも急激な変化ばかりではありません。ミャンマーらしい変わらない国民性があります。それは「先生と生徒の関係」。授業の後に「ありがとうございました」と言う気持ち。先生が荷物を持っていたら、お持ちしますと小走りに駆け寄ってくる姿。お母さんに先生を見せたいから一緒に写真を撮りたいです…などと言われる嬉し恥ずかしの毎日です。先生は尊敬の対象であるといわれるこの国で恥ずかしくないように、と仕事をする毎日です。能勢 理子さん 資格の大原420時間総合コース修了旅行雑誌の取材で東南アジア各国を飛び回っていた経験を生かし、転換期を迎えたミャンマーで日本語を教える日本語学習・日本語教育を通して学生と自分の距離が近くなっていくお腹が痛くなる、というほどではありませんが、毎回毎回授業はほんの少し緊張します。教えると同時に自分の無知を思い知ることも多々あります。いくら授業の準備をしても、学生の思わぬ暴走に戸惑い「こんなはずじゃなかった」と肩を落とすこともあります。教師らしくない態度だった、とか、配慮に欠ける対応をしてしまったとか、反省することはしょっちゅうです。ですが、日本語学習・日本語教育を通して学生と自分の距離が近くなっていくのはとても嬉しいことであり、日本語教育に携われてよかったと実感できる瞬間でもあります。「目と目があうとニッコリ笑う→挨拶が交わせるようになる→自分のことを知ってもらえるようになる→相手を気遣える言葉をかけられるようになる→」少しずつですが、誰かと関係を築くためのお手伝いができる、夢のあるお仕事だと思っています。工藤 聡子さん2009年にJENESYS若手日本語教師派遣プログラムによりブルネイに赴任「どんなことでも始めるのに遅すぎることはない」日本語教師の魅力ですか?色々な国の若者が私の話に反応してくれることでしょうか。例えば、高校野球の監督のように…例えばオーケストラの指揮者のように…初級のクラスであれば、一学期の学習成果にはっきり現れる自分の力量。上級のクラスであれば、日本語に限らず様々な分野に亘る質問に、答えられるかという緊張感。一見「教える」という立場ですが、実は自分よりずっと若い世代の外国人との会話から「教わる」ことはそれ以上かも。こんな毎日わくわくするような仕事がほかにあるでしょうか?教室に入ったら教師は自ら演出し、それを演じる役者です。よくも悪くも実力です。自己責任、そうです。これも日本語教師の醍醐味のひとつでしょう。そんなわけで、まだまだ発展途上ですが充実感はあります。会社員からこの世界に入って10年ちょっとですが、「どんなことでも始めるのに遅すぎることはない」というのが実感です。森本 逸志さん50歳で脱サラし、現在日本語学校の教壇に立つ。今治西高校応援団団長として甲子園出場の経験を持つ。思い切って飛び込んだベトナムで日本語教師として忙しくも充実した日々を送る「海外で働きたい!」という憧れがあったものの、同時に「海外で働けるのだろうか?」という不安もありました。しかし、思い切ってベトナムで日本語教師として働く覚悟をしました。ベトナムへ来たころは、私の方が学生に助けられたり、励まされたりしたこともありました。ベトナムの学生たちは日本語の勉強に大変熱心です。私が外国で働きたいと思ったように、彼らも日本へ行って勉強したいまたは働きたいと思っています。ときに彼らの熱意に助けられ、ときにその熱意に負けないようにと思い、今日まで毎日必死になって教えています。異国で働くのは苦労もありますが、異国だからこそ、日本語の授業以外でも自分自身の経験やスキルを生かせると思います。そのような意味でもベトナムへ来て良かったと思っています。皆さんも、ぜひ大きな一歩を踏み出してみてください。加藤 陽大さん 資格の大原420時間総合コース修了正社員の仕事を辞めて日本語教師に。ベトナムの若者と夢に向かって並走中。fromベトナムfromミャンマーfromブルネイfrom日 本 資格の大原420時間総合コース修了 資格の大原420時間総合コース修了2

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