2019.8~2020.2公認会計士 初学者 デジタルパンフ
21/88

宮下 晃樹さま宮下 晃樹さまCarstay株式会社 代表取締役NPO法人SAMURAI MEETUPS代表理事公認会計士宮下 晃樹さまKoki MiyashitaCarstay株式会社PROFILE2010年 高校3年の冬に大原に入学。2012年 大学3年次に公認会計士試験に合格。2014年 大手監査法人に入所、主にIPO支援事業などに従事する。2016年 監査法人退所、NPO法人SAMURAI MEETUPSを創業。代表理事を務める。現  在 Carstay株式会社(2018年6月)設立。代表取締役を務める。高校3年間、ラクロス部に入り真剣に取り組んでいました。毎日のように熱意をもって取り組んできた部活を引退しときに「大学に進学した後も真剣に取り組めるものはあるのだろうか?」と不安を感じたことがありました。また、大学生活で何か自分のできることを増やしたいというもう一つの思いもありました。この2つの思いに合うものを探していた時に、公認会計士という資格に出会いました。数学が得意であったこともあり、取得するために数年かけて取り組める公認会計士は、自分の求めるものにピッタリでした。実際に学習を始めてみて、合格に至るまでの苦労は、これまでに経験したものの中で、最も大変なことでしたが、最もチャレンジして良かったことでもありました。自分にとって成長する良い機会になりました。合格後は大手の監査法人へ就職しました。理由は将来に対する明確な目標が見つかっていなかったからです。就職活動をしていたとき、先輩に打ち明けたところ、「仕事をやりながら見つければいい。そのためには、見つけられる環境と見つかった時にそれを自分でできるだけのスキルが身につけられる環境を選べばいい。」とお話しをいただき、自分にとって最適な環境が監査法人だと感じたからです。私は、監査法人の中でも「新たな事業を作る瞬間」に立ち会えるIPO業務等の担当を中心に勤務していました。24歳のとき、担当する業務の中で自分と同じ24歳の時に起業された方が経営する会社の支援業務にあたっていたときに、これまで別世界のことと考えていた「起業」が一気に身近に感じたことがありました。元々、起業することに興味があり、多くの人を笑顔にできる仕事がしたいという思い、自分にとって外国人のツアーガイドを組織することなど様々なことが一つに重なり、2016年に法人を退所、NPO法人を立ち上げることとなりました。実際にNPO法人を設立して感じたことは「数字を見ることと作ることには大きな違いがある」ということです。これまで携わってきた「今あるものについて、過去に遡り検証していく」監査業務とは根本的なことから違いを感じました。また経営に対して、会計スキルが必要なのはもちろんなのですが、これまでの業務経験で得た「マネジメントスキル」はとても役に立ちました。監査業務は同時多発的に複数の事柄が動き、それぞれの期日が決まっているためコントロールしていかなければなりません。一方、起業においても同様に、複数の事柄を計画的に進めていくことが必要で、監査法人で得た経験としては、想定していた以上に役に立ちました。NPOの立ち上げをしてから2年して、新たに株式会社を設立しました。理由は、NPO法人のみでは、やりたいことが実現できなかったためです。NPO法人は人を動かし、いかに社会貢献するかにあるのですが、今この世の中にないものをゼロから作り上げるには限界がありました。私はNPO法人の業務の中で、鉄道会社や空港運営会社へのコンサルティングを行っていました。その中で、どのように観光誘致をしていくか?をテーマに「2次交通」という駅や空港などから目的地へ移動する手段について検討する機会がありました。そこで見つけた課題に対して、「旅行者本人が車を運転して目的地にアクセスできるようにする」ことが理想と考えましたが、このことに取り組む事業者が存在していませんでした。実現するためには自分でやるしかないと思ったことが株式会社設立のきっかけです。今はNPO法人SAMURAI MEETUPSとCarstay株式会社の両方の代表として、様々な地域へいかに貢献していくかを考えています。会社を設立した当初はスタッフにも恵まれ、スタート当初は大きな悩みもありませんでした。しかし、設立して半年がたち、最初の壁となったのは資金を集めることでした。正直、公認会計士としての知識・経験で資金調達に関する手法などは理解していましたが、実際に集めるうえで「数字を作る」ということが本当に難しいことだと身を以て体験し、真剣に悩みました。ただ、しっかりと思いを伝えていくことで理解を得ることができ、また公認会計士であることで信頼を得て、現在はこの問題をクリアすることができました。将来の目標は、設立したCarstay株式会社で株式上場したいと考えています。今後のビジョンとしては、まず2025年までに国内のアウトドア市場においてトップ企業になるということ、そして誰もが好きなときに、好きな場所で、好きな人と過ごせる社会にしたいという2つの思いが強くあります。私は公認会計士になったことで様々なことを実現し、自分の将来について面白くしたい考えることができるようになりました。公認会計士になれたことは最も良かったことだと断言できます。これから目指す方へメッセージMessage公認会計士に興味がある方はもちろん、自分の未来を思い描くことができない方に勧めたい資格です。この資格は、自分の未来を見つけることに最も適しており、且つ資格を取ることで自分に自信を持つことにも役立ち、周囲から信頼を得ることにもつながっていきます。多くの方に目指していただきたいですね。公認会計士になれたことで可能性は拡がり将来を面白く考えられる大学生活の中で熱意をもって取り組める会計士を目指した数字を作ることの難しさ会計士という資格が起業への後押しに自分の未来を描くうえで最適な資格無いものは作り、実現できる方法を考える20公認会計士の魅力と試験制度

元のページ  ../index.html#21

このブックを見る