資料請求

FD活動

石山 卓磨 先生 テーマ:現代社会における各種のハラスメントについて

FD活動 2021.03.22

参加教職員

16名

実施概略

今回は近時の日本社会では深刻な社会問題として注目されている職場あるいは学校等、人の集団内での各種のハラスメントについて、石山教授にお話いただいた。 公演内容は以下のとおりである。
1.報告の目的
(1)ハラスメントの多様性
(2)ハラスメントの内容
(3)判例
(4)対応
2.報告の概要
(1)セクハラ
・性的な内容の発言、性的な行動
・判例 福岡事件(福岡地判・平成4・4・16)
・加害者→「誠実な謝罪」
会社はセクハラ問題の適切対応のために必要な体制の整備、その他の雇用管理上必要な措置
(2)LGBT(セクシャル・マイノリティ、Lesbian,Gay,Bisexual,Transgender)
(3)カスハラ
(4)在宅勤務におけるリモート・ハラ
(5)ハラスメント保険の普及
3.おわりに
・昔の感覚・世間的常識からの決別…「昔はなにもいわれなかった」→今は通用しない。30年で社会の考え方は真逆となることに注意。
・学界における論文の代筆・ひょうせつ・引用不十分は、かつては黙認される一面もあったが、今は厳禁。