教員・教員活動

租税法総論
租税法総論演習

法学士（金沢大学）
1967年金沢大学法文学部法学科卒業。同年国税庁入庁、国税庁消費税課長、関東信越国税不服審判所長などを歴任して1998年辞職。同年（社）リース事業協会常務理事、2002年平成国際大学法学部（兼大学院）教授（税法）を経て2012年4月より現職。2001年税理士登録。

「裁決事例集（東京国税不服審判所）Ⅰ～Ⅴ」（大蔵省印刷局）、「詳解消費税法」（財経詳報社）、「 消費税申告の手引き」（大蔵財務協会）、「印紙税法のすべて」（大蔵財務協会）

今日わが国は古今未曾有の厳しい財政状況にあり、その最大の根本原因として税収不足が挙げられています。最近のマスコミ報道でも増税や脱税問題など税の話題が出ない日がないくらい税は社会的・経済的にも重要なテーマとなってきています。一方、具体的な税の執行に係る税法についての国民・企業の意識はというと、難解で面倒なものという感覚ではないでしょうか。こうした状況下、皆さんが税法の知識と実践的応用力を修得し、高度な会計職業人となって活躍することが大いに期待されています。私の講義では、それらの難解とされる税法をできるだけ平易に理論と制度の両面にわたってその骨組みと基本的問題点を具体的事例を中心に解説し、皆さんの実力養成に役立ちたいと考えています。